3月11日の震災のとき、私は、ある建物のなかにいました。そこは、鉄筋で出来ているので頑丈ではあるのですが、耐震工事をしていませんでした。予定としては、3年後に行なうらしいです。そのため、地震がきたとき、建物と建物の継ぎ目がはがれてしまい、振り回されるように揺れました。外に出た後も、余震のゆれで、建物が引っぺがされているのを見て、この建物にはいれない・・・と本気で思いました。
どんなに怖いと思っても、そこが仕事場です。そのため、行かないわけにはいきません。一度、建物がダメージを受けてしまうと、その後、地震で揺れたとき、さらに揺れるようです。いまでも、震度3くらいの地震は来るのですが、震度4強くらいのゆれを感じます。3月11日のときの恐怖もあるので、大きな揺れに、戦々恐々とする毎日です。
そのような経験から、震災後、建物がどのような状態にあるのか、頻繁に検査してほしいと思っています。度重なる地震で、建物も、少しずつダメージを受けているはずです。そのため、定期的に、耐震診断をするべきだなあと強く感じました。